●ループイフダンの仕組み
●上げ相場のループイフダン
●下げ相場のループイフダン
●レンジ相場のループイフダン
FXを含め投資を始めたばかりの頃の一番気になることは、やはりリスクが一番の心配ごとになります。
リスクを心配するあまり投資開始を躊躇する方も多いと思います。
そこで今回はリスクなども含め「ループイフダン」は果たして投資初心者でも取り組めるだろうか?ということを検証していきたいと思います。
管理人はできるだけ低リスクで、中長期的に年利10%前後の利益を出せる投資手法を探しています。
リサーチする中でひっかかったのがFXの自動売買「ループイフダン」です。
「ループイフダン」は設定が簡単で多くの人が安定的に利益を出しており、FX初心者でも容易に取り組める自動売買ステムという触れ込みになっています。
本当にFX初心者でもリスクを含め十分取り組めそうな投資法なのか実際に検証してみました。
目次
なぜループイフダンは投資初心者に向ているのか?
投資を続けていると「つい欲を出してしまい、それが大きな負けになってしまった!」といった場面に出くわすことがあります。
管理人にも経験がありますが、投資を始めたころ、まぐれで利益を連続出したりすると「いけるんじゃないか?」と勘違いしてしまい、強気のトレードをしてしまい大きな負けにつながってしまいます。
そもそも、感覚で投資をしては絶対にほころびが生じます。
しっかりと情報を集め分析しながら、投資をしなくてはいけません。
しっかりと分析しても負けることは多々あるのが投資です。
では、何故、投資経験が長い方が1回の負けで退場にならないのでしょうか?
もちろん、投資経験が長いと分析力が初心者とは全く違います。
しかし、大きく違うのはリスク管理がしっかりできているということです。
トレードで自分の思惑とは逆方向に行った場合の対策として、しっかりと損切りができたり、逆方向にいっても耐えられるだけの資金をもっていたり、分散投資でリスクヘッジをしっかりしたり、あらゆることを想定する能力にたけています。
利益が出ている時でも、万が一に備えた情報収集や分析、対応を常にしています。
しかし、投資初心者はどうでしょうか?
たまたま利益が出ると調子に乗って、強気のトレードをしてしまい1回の負けで相場から退場なんてことはよくあります。
投資初心者はリスク管理が激アマなんです。
そこには、「欲」・「未練」などの感情が絡んできます。
利益がどんどん膨らむと当初予定していた利確ポイントに到達しても、あともう少し保持したらもっと大きな利益になるのではないか?
うまく利益がでたから、全力で資金を追加して利益を何倍にもしてやろう!
逆に損切りポイントに達しても、もう少し待ったらトレンドが変わるかもしれない!あとちょっと保持してみよう!
これらの行動をすると間違いなく相場から退場します。
誰にも予想できない相場に対し、まして投資経験が少ない初心者が感覚で相場に挑んだらとんでもないことになるのは、火を見るより明らかです。
こんな偉そうに言っている管理人も、現在進行形で株式は、自分の損切ポイントを越えてマイナス益を抱えている状態です。
感情のコントロールがうまくできないのです。
頭ではわかっているんですが、感情のコントロールは難しいです。
管理人にとって、投資の一番のリスクは「感情のコントロール」なのです。
このままではいけないと思い、自分の意志で売買する投資以外で利益を上げれる投資手法がないかと思い、模索した結果が「ループイフダン」です。
ループイフダンなどの自動売買は、通貨選び・リスク(下落幅はどこまで許容するのか)・レバレッジ・利益幅の選定(利確ポイント)などを最初に決定していきます。
あとは自分の意志に関わらず、たんたんと「注文」と「決済」を自動で行ってくれるのが自動売買の「ループイフダン」となります。
自分の感情が入るのは最初の設定のみです。
自分の意志やその時の感情で、損切・利確のタイミングなど自分の意志やその時の感情でトレードしないというのが長く投資を続けていける重要なポイントです。
感情のコントロールができない管理人には非常に向いているとトレード法だと思い「ループイフダン」を開始しました。
ループイフダンは、1回のトレードで大きな利益を狙うのではなく、どのような相場でも細かく小さな利益を積み重ねていく投資法となります。
大きな利益を狙うとなるとそれなりにリスクも高くなります。
FX初心者にとって、まだ、資金が少なく投資経験も浅い場合はリスクを大きくとると1回の負けで、再起不能となってしまいます。
ループイフダンは小さな利益を積み重ねていく手法であり、なおかつ、自分の感情とは無関係に自動で「注文」と「決済」をしてくれるまさに投資初心者向きのトレード法です。
ではループイフダンの仕組みについて見ていきましょう。
ループイフダンの仕組み
上記の図は、通常のFXトレードとループイフダンのトレードの図です。
通常のFXの場合、できるだけ低い値で通貨を買って、高い値で売り、値幅の利益であるキャピタルゲインを狙った投資法が一般的です。
更に、買いで通貨を持ち続けている間、インカムゲインであるスワップポイントも同時に受け取れるのが特徴的です。
しかし、自分が買った値から綺麗に上昇し、売り値に到達するわけではありません。
値は細かく上昇したり、下降したりしながら大きなトレンドを形成していきます。
トレンドは、そのまま自分が想定した値まで上昇し、利益を獲得することもありますし、自分の思惑とは反対の下降トレンドになってしまい、ロスカットとなってしまうこともあります。
ゆえにFXで通常のトレードをする場合、値幅利益狙いのキャピタルゲインは、ある程度短い期間で決済することが無難です。
長期で運用する場合は、インカムゲインであるスワップポイント狙いとなりますが、為替損益が大きくなるとロスカットになってしまいます。
ロスカットを避けるためには、値が下落してもロスカットされずに耐えられるだけの資金を用意する必要があるので、スワップ狙いはどうしても利回りが悪くなります。
そこである程度の資金で、中長期でも運用できるのが「ループイフダン」です。
一方、ループイフダンは通常のFXトレードとは異なり、小さな値幅で細かく買いと売りを繰り返し、利益を上げていく手法となります。
実際に下降トレンドでも一直線に下落するわけではなく、値動きは細かな上下を繰り返し、下降トレンドを形成していきます。
細かな上下の値動きがあれば、「ループイフダン」は利益を獲得していくことができます。
上昇トレンドでも下降トレンドでもボックス相場でも、細かく利益を狙える「ループイフダン」は中長期の投資に非常に向ていると思います。
相場別ループイフダンの特徴
では、ループイフダンのトレードを相場別で、どのような動きをしながら売り買いをしていくのか見ていきましょう。
レンジ相場のループイフダン
結論から言うと、レンジ相場のループイフダンが一番利益を得ることができます。
こまめに「注文」と「決済」を繰り返すため、ボックス相場になったら大チャンスです。
上昇相場のループイフダン
一番含み損が少なくトレードできますが利確も少ないです。
安心して見ていられる相場ですが、利益が少ないので少し不満な時期ですが、焦らずじっくり少額利益を得る時期だと思ってください。
下降相場のループイフダン
含み損が一番大きくなる時期です。
どんどん買い下がっていくので、口座は含み損が膨らんでいきます。
ここは我慢の時期です。
この下降時期が終わり、上昇に転じた時には、今まで、仕掛けた買いを一気に回収し、大幅な利益確定となります。
含み損を抱えている間は、スワップポイントの利益をひたすら受け取りながら、耐える時期となります。
「ルーフイフダン」初心者に向きかの検証結果
投資初心者はトレードをする場合、損切りや利確ポイントが感情によりブレてしまうため、思わぬ大損をしてしまい相場から退場となってしまいます。
その点、FX自動売買のルーフイフダンを利用すると本人の感情とは無関係に「注文」と「決済」を繰り返し利益をあげていきます。
検証結果としては、FX初心者の方や管理人のようにトレードでうまく感情をコントロールできない人は、ループイフダンの自動売買を投資手法の一翼に加えてみもよいと思います。
FX初心者は焦らずじっくりと「自動売買」のことを理解してから開始してくださいね。
ループイフダンを始めるにしても、ある程度理解してからスタートしなければ、想定外の事態が起こることもありますのでしっかり勉強しましょうね。
管理人も現在勉強中です。
管理人が書いた記事を1つ1つ読んでもらえれば、FX初心者の方も自動売買「ループイフダン」に取り組めるようになりますのでゆっくり理解していきましょう。