CFDは日中仕事をしていて、チャートをゆっくり見ることができないサラリーマンなどには、夜間もずっと取引できる魅力的な取引手法です。

 

その他、売りから参入できるなど様々なメリットがあります。

 

CFD取引の魅力についてもっと詳しく知らいたい方はコチラもお読みください。

 

しかし、CFD取引を始めたいが、何をどう始めたらよいかわからない。

 

投資初心者の管理人もそうでした。

 

まず、どのような商品で取引をはじめたらよいか決めていかなければなりません。

 

目次

CFD取引はどのような銘柄の取引をしたらいの?

 

管理人の勝手な考えとしては、外国個別株のCFD取引より、株価指標取引もしくは商品先物の方が始めやすいと思っています。

 

取引するには、情報がなければ、ポジションを取るのが難しいです。

 

外国個別銘柄より、日経・ダウ・ドイツのDAX・イギリスのFTSEなどの株価指標や原油・金の先物などは、比較的情報が集めやすいです。

 

実際に管理人は日経・ダウ・FTSE・原油でのCFD取引をしたことがありますが、比較的情報を集めやすく、ポジション決定することができました。

 

今は、ほぼ原油のみの取引に絞っています。

 

管理人が原油を選んだ理由は、原油の値動きがわかれば、日中取引している日本株の影響への判断材料になるのではないか?ということで始めました。

 

原油取引することで、世界の経済に目を向けるようになり、世界の情勢が日本株に及ぼす影響を早く察知できるようになるのではないか思い、CFD取引は原油のみとなっています。

 

その他どのような銘柄があるか、代表的な指標取引の特長をご紹介していきます。

 

管理人はGMOクリニック証券のCFDで取引をしていますので、それ以外の会社での取引は若干異なってきますが、基本的な考えは変わりませんので、参考にしてください。

 

日本225取引の特長

 

GMOクリック証券の日本225は、シカゴ商業取引所(CME)・シンガポール証券取引所(SGC)に上場された株指数の先物を参照原資産としています。

 

日経平均株価の構成銘柄は、東証1部に上場している中の225銘柄から構成されています。

 

銘柄の選定は、日本経済新聞が定めている基準を元に選定されており、毎年10月1日に銘柄の入れ替えが行われます。

 

個別銘柄の分析が必要ない

東証には、多くの銘柄が上場されており、株初心者の方がその中から、取引する銘柄を選ぶのは容易ではありません。

 

日経平均株価指数は、日本を代表する225銘柄の平均の株価ですので、個別で銘柄を選べのが難しいという方は、日経平均株価指数自体で取引するのも一つの方法です。

 

銘柄ごとの決算や会社情報を分析する手間がなく、市場の流れや為替などを元に取引することができます。

 

手数料が無料

GMOクリック証券のCFDは、無料で取引できます。

 

ミニ日経225先物や日経先物は手数料が発生しますが、GMOクリック証券のCFDは、無料で取引できます。

 

●ミニなどの比較表

日本株225 ミニ日経225先物 日経225先物
取引手数料 無料 1枚あたり39円 1枚あたり280円
最低必要証拠金 約21,000円 約78,000円 約780,000円
取引単価 CFD価格の10倍 先物価格の100倍 先物価格1,000倍
レバレッジ 10倍 約27倍 約27倍

 

1日数回も取引するデイトレーダーも手数料を気にすることなく、バンバン取引が可能です。

 

1日中取引ができる

管理人がCFD取引するようになった一番の理由でもある1日中取引が可能というのが魅力です。

 

日中仕事をしている方は、どうしてもザラ場では、小まめにチャートを見ることができず、重大な事案に対応することができないケースが多々あります。

 

もちろん、ザラ場の取引も指値や逆指値をうまく使って取引することもできますが、チャートを見ながらじっくり取引したいという方も多いのではないでしょうか?

 

また、夜間に世界の市場が開始となり、重要な指標の発表や要人の発表があり、先物の株価が大きく動くことがよくあり、市場が始まる朝まで何もできないような状態で痛い目に合った人も多くいるのではないでしょうか?

 

CFDは、1日中取引ができますので、要人の発表などにより急な株価の変化にもすぐに対応し、取引ができるのが魅力的です。

 

限月が無い

GMOクリック証券の日本225には、先物やオプションのような限月はありません。

 

そのため、SQ日にポジションが解消されたり、SQ日前に自分で次の限月の商品に乗り換える必要はありません。

 

売りから入れる

日本225は、売りからも入れますので、下落局面なので非常に有効です。

 

信用取引のような貸株料などのコストが発生しません。

 

ザラ場で個別株を買っている場合は、CFDの日本225でヘッジとして売りのポジションを持っておくのも戦略としてありだと思います。

 

CFD米国30取引の特長

 

GMOクック証券の米国30は、ダウ先物ミニが、参照原資産となっています。

 

ダウはご存知のように、アメリカを代表する30社より構成され、その30社の株から算出され株価指数です。

 

●ダウ平均株価の構成銘柄一覧

Apple インテル マイクロソフト
メルク エクソン・モール シスコシステムズ
ゼネラル・エレクトリニック IBM ジョンソン・エンド・ジョンソン
NIKE JPモルガンチェース ユナイテッド・ヘルスグループ
ファイザー マクドナルド P&G
ボーイング Visa 3M
ウォルト・ディズニー ユナイテッドテクノロジーズ ベライソンコミュニケーションズ
ゴールドマンサックスグループ ウォルマート アメリカンエキスプレス
コカ・コーラ ダウ・デュポン シェプロン
キャタピラー ホーム・デポ トラベラーズ

 

代表的な指標のため情報入手しやすい

ダウ平均株価を構成する銘柄は、世界を代表する企業ばかりです。

 

そのため、情報は比較的得やすいのが特徴です。

 

しかし、1銘柄ごとに分析していては、あまりにも時間がかかり過ぎます。

 

銘柄分析は、決算・過去の株価の動き・企業ニュース・関連企業のニュース・企業が所在する国の情勢など様々な情報を1銘柄ごとに分析しなくてはなりません。

 

分析が株の楽しみでもありますが、日中働いている多くの方は、分析にそれほど多く時間が割けるわけではありません。

 

ましてや外国株の情報分析となると、語学力も相当必要となります。

 

しかし、ダウ指標ですと、それほど各企業の情報分析は必要ありません。

 

1社の決算が悪くても、他の企業がよければダウの平均株価にはそれほど影響は及びません。

 

ダウ平均は、アメリカの経済指標・政治情勢などにより大きく動きますので、大きな視点で情報を集める必要があります。

 

経済指標や政治情勢は、日本語で様々な情報がありますので、比較的容易に短時間で分析できます。

 

ダウ平均先物を見ることで他の取引も有利になる

ダウ平均先物は、良くも悪くも世界を代表する株価指数です。

 

FXや日本株をやっているかならわかると思いますが、ダウ平均先物が下落すると、日本株にも大きく影響を及ぼします。

 

よく「連れ高」・「連れ安」などの言葉を耳にしますが、夜間のダウ先物影響で、朝の日本株の始値が決まります。

 

特に日本自体に悪材料が無くても、前日夜間のダウ平均先物が下落したら、日本株も下落します。

 

ダウの下落自体が、日本株にとっての悪材料なのです。

 

それは日本株に限ったことではなく、ダウ平均先物は、世界の株価へ及ぼす影響はとても大きいのです。

 

ダウ平均先物である米国30の取引をしなくても、チャートを見ているだけ、日本株を持っている方であれば、ポジションを決めるための大きな指標となるはずです。

 

日本円で取引ができる

GMOクリニック証券の米国30は日本円で取引できるため、為替手数料は発生しません。

 

取引チャートは、ドルで表示されていますが、損益は自動で円に換算されます。

 

いちいちドルを調達したり、利益を円に換算必要もないです。

 

●ダウ先物ミニと比較

CFD米国30 ダウ先物ミニ
取引手数料 無料 約516円
最低必要証拠金 約26,000円 約620,000円
取引単価 CFD価格の0.1倍 先物価格の5倍
レバレッジ 10倍 約20.6倍

 

ダウ先物ミニは、必要証拠金など小口での取引ができません(ミニなのに・・・)。

 

しかし、GMOクリニック証券の米30は、少額からでも取引でますので、取り組みやすいと思います。

 

CFD原油取引の特長

 

 

米国クリック証券の原油取引は、WTI原油先物が参考原資産となっています。

 

WTI原油は、アメリカテキサス州やニューメキシコ州で産出する原油のことです。

 

この原油の先物がニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)に上場されており、これを一般的にWTI原油先物と呼びます。

 

WTI原油先物は、流動性が高く価格の透明性が高いことから国際的な原油価格の指標として重要視されています。

 

原油の取引というと何かなじみがなく、難しそうに感じるかもしれませんが、原油取引には見るべき情報があり、コツを掴むと意外と取引しやすい指標です。

 

実際に管理人も、現在のCFD取引は原油のみしています。

 

また、原油先物指標をみることで、世界の情勢なども把握しやくなり、その他の取り引きの影響にもプラスなると思っています。

 

原油先物取引の見るべき情報ポイントを挙げていきますのでCFD原油取引をされる方はポイントをおさえていきましょう。

 

産油国の動向

原油価格は産油国の情勢により大きく影響します。

 

OPEC加盟国の中では、サウジアラビア・イラン・イラク・クェート・ベネズエラ・カタール・リビア・UAE・アルジェリア・ナイジェリアなどの国内情勢が原油価格に影響を及ぼします。

 

また、OPEC加盟国以外では、アメリカ・ロシア・中国・カナダ・ブラジルなども原油価格に大きな影響を及ぼします。

 

特に中東は紛争やテロなどにより、原油の供給に大きな影響を及ぼし、原油価格も動きます。

 

天候やドライブシーズン

アメリカや南米などは、夏場にハリケーンなどの気象状況により原油の供給に影響を及ぼし、原油価格も反応します。

 

冬は寒波が訪れると暖房を多く使用するため、灯油の需要が増えます。

 

また、アメリカの夏は、ドライブシーズンと言われ、ガソリンの需要が増え、原油価格への影響も大きいです。

 

毎週の原油統計発表

米国石油協会(API)の週間統計と米国エネルギー情報局(EIA)の週間統計があり、この発表の瞬間から原油価格は大きく動きます。

 

CFD取引の銘柄選びまとめ

 

CFD取引は、日中仕事をしている方にとって大変便利な取引方法です。

 

CFDの銘柄ラインナップも豊富にあり、外国の取引もできます。

 

管理人はGMOクリック証券に口座があり、実際にCFDの原油取引をしています。

 

手数料がかからず、外国の指数取引をしたり、商品先物取引ができ、しかも円での対応となるので、非常にわかりやすいです。

 

日中のザラ場を仕事で見ることができなく、思うように利益を出せない方は、夜間にじっくり取り組めるCFD取引を始めてみるのも一つの手段かと思います。

 

CFD取引の特長まとめ
●24時間取引ができる

●手数料がかからない

●海外指標の取引もできる

●決済通貨は円なのでわかりやすい

●限月が無いのでずっとポジションを持っていられる

●売りからポジションを持つことができる

 

今回は、日本225・米国30・原油について説明しましたが、中国・ドイツ・イギリスなどの指標やインド・インドネシア・タイ・ベトナム・マレーシアなど新興国のETFの取り扱いもあり、自分が好きな国や住んだことがあり情勢に詳しかったりすると取引が有利です。

 

自分にあった銘柄が見つかると思いますので、これを機会にCFDにチャレンジしてみてください。

 

 

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