管理人は、株式の取引の他に、CFD(差金決済取引)という投資手法を使っています。
管理人がCFD(差金決済取引)をするきっかけになったのは、普段は仕事をしていますので、日中トレード画面をずっとみることはできません。
日中に大きなニュースが流れても、気づかずに、後で「なんじゃこりゃー、いきなり自分の持ち株が急落していたり、日経平均が急落していることはたびたびあります。」
こまめに指値をいれておけばいいのかもしれませんが、もっと株価があがるかも・・・下がるかも・・・などの思惑で指値をうまく活用出来ていませんでした。
もちろん、管理人のように日中仕事をしていて、トレードをしているサラリーマンもたくさんいると思いますし、ベテランの投資家は、この条件でもうまく取引して利益をあげていると思います。
そのような方には、是非、アドバイスをもらいたいです(笑)
しかし、管理人のように投資歴が浅い投資初心者は、日中にうまく取引できないため、大きなニュースなどにより、自分の持ち株に影響を受けている人も多いのではないでしょうか?
もちろん、日中働いている人がデイトレをするのは難しいケースが多いので、スイングトレード(数週間~数カ月単位での取引)や長期投資(優待・配当金などを得る)で何年も自分が見込んだ企業の株を持ち続け利益を出すという投資手法を取っている方もたくさんいると思います。
管理人は、早期リタイヤを目標にしていますので、長期投資は向いていませんし、日中仕事をしていますのでデイトレもできません。
消去法でいっても、スイングトレードで勝負するしかありませんが、先ほども述べたように、重大ニュースに即座に対応できず、大きな損失になったり、利益幅を減らすこともたびたびあります。
また、日本時間の取引終了後、夜間に欧州やアメリカの取引が開始となります。
この夜間の海外の取引の影響が非常に大きく、特にアメリカの各指数発表や要人発言により、ダウの上下に伴い、日経平均先物も大きく変動します。
これがどのような影響を及ぼすかというと、
例えば、日中は日経平均も好調で、その波に乗り、買い目線で株を購入したとします。
しかし、夜間にアメリカでトランプさんが市場にマイナスの発言した場合、ダウの大幅下落に伴い、日経先物も大幅に下落します。
すると翌朝の日経は、大幅なギャップダウンからスタートとなり、昨日買った株は、大幅なマイナススタートなります。
日本市場は、よくも悪くも海外の影響を非常に受けやすく、日本市場だけ見ても大損することになりますので、海外の指数やニュースなどもチェックしなければなりません。
しかし、海外のニュースや海外市場の開始時間は、夜間となり、ダウのチャートを眺めていて海外動向に大きな動きがあった場合、日本ではPTS取引(夜間取引)をするしかありません。
しかし、PTSは取引量も少なく売買が成立しづらく、しかも0時で終了となりますので、0時以降にアメリカなどで大きな動きがあると対応できません。
そこで、管理人は、CFD取引に注目しました。
CFD取引は、ダウの取引終了まで夜間ずっと取引ができます。
これは、非常にありがたいです。
夜間、海外の急激な動きがあっても、起きていれば即座に対応ができます。
また、売りから入ることもできるので、下落基調のときは、売りで参戦することもできます。
夜間、家でじっくり取引できるので、管理人にとってはとても重要な取引手法です。
目次
CFD(差金決済取引)とは?
CFDとは、日本語では差金決済取引という投資手法です。
1990年代からロンドンで始まり、1997年にはアメリカでも始まりました。
世界的には、ヨーロッパを中心に世界70か国以上で活発に取引が行われている投資手法です。
しかし、日本でのCFDは2010年になって始まったばかりの投資法で、まだまだマイナーな投資手法です。
ただし、マイナー取引とはいっても、確定申告しなければいけない金融商品です。
税法はFXと同じ扱いになります。
具体的にもう少し詳しく説明していきますね。
CFDは、株券・債券・通貨・商品などそれ自体を売買するのではなく、それらのモノの価格差を売買する金融商品です。
つまり、CFDはFXと同じタイプの取引なのです。
金融商品には、外国の指数・外国個別株・商品先物など様々な商品を円で取引できます。
CFD業者にもよりますが、6000銘柄以上の商品があります。
FXと同じタイプの取引となりますので、レバレッジを効かさせた取引もできますので、少ない資金でも大きな利益を得る可能性があります。
取引方法は、CFD取扱業者との相対取引で商品を売買します。
CFDの相対取引とは?
通常、現物株などの取引は、オークション方式を基本にした取引所取引という手法で、株を売りたい人と買いたい人が証券会社を仲介し、取引所でオークション方式により売買価格が決定し、売買が成立します。
どこの証券会社で買っても売買価格は一緒となります(手数料は各証券会社により異なります)。
しかし、株を売りたい人の価格と買いたい人の価格がマッチングしなければ、売買は成立しません。
例えば、自分が買った株が、決算が悪くてすぐにでも売りたいと思っても、買う人がいなければ売買は成立しません。
株価は大幅な下落でやっと売買が成立するといったことがあります。
大幅な株価の下落まで取引が成立しない場合は、かなりの損失となります。
一方CFDは、相対取引といって、CFD業者と自分が取引することになります。
つまり、オークション方式ではないので、買いたい・売りたいと思った価格ですぐに売買が成立します。
しかし、CFD取扱業者の取引ルールで売買しなければなりませんので、手数料やスプレッド(買値と売値の差額)が異なりますので、どの業者を選ぶかがとても重要になってきます。
とはいっても、他社が提示する価格との差が大きいと、業者間でサヤ抜きされてしまうリスクがあるため、基本的には各社とも、原資産の市場価格にほぼ連動しています。
CFD取引のまとめ
今回は、夜間でも取引できるCFD取引というものがあるよと、いうことをご案内しました。
次回の記事では、実際にCFDがどのような人に向いており、どのようなメリットがあるかなどを詳しく説明していきますね。
皆さん、色々な投資手法で、儲けて夢の実現をしましょうね。
今回は、この辺で終わります。
●CFDは、ほぼ24時間取引できるので夜間の海外動向に対応できる。●海外の指数や個別株など6000銘柄以上を円で取引できる。
●FXと同じようにレバレッジを効かすことができるので少額でも利益を得るチャンスがある。
●相対取引なので、すぐに売買が成立できるので、通常の株価のように特買・特売で売買が成立するまでに時間がかかることはない。
●売りから入ることもできるので、市場の下落基調の時も対応できる。