しばらくブログをさぼってしまいした。

 

理由は、新しい投資ジャンル探しと投資の勉強でした。

 

最近、株式投資があまりうまくいっておらず、このままでは管理人の目標である早期リタイアの実現への資金形成にはほど遠い感じがしていました。

 

もちろん株式もまだまだ勉強中の身ですので、このまま継続していきますが、もっと安定的に低リスクで収益を増やす投資法はないかと模索していました。

 

そこで目を付けたのが「FX」です。

 

もちろん「FX」の存在はしっていましたが、FXはレバレッジを効かせた投資法のため、儲けも大きいがリスクも大きいというイメージがあり、何となく避けていました。

 

ではなぜ、今更「FX」なの?というと、きっかけは「トルコリラの暴落」です。

 

皆さんもご存知のトルコリラの大暴落があり、普段、FXをしない(やったことがない)管理人も何となくトルコリラのチャートをみていましたが、どこまで下落するの?というくらいに下落したのは記憶に新しいです。

 

2018年初めは30円台だったトルコリラが先の暴落で一時15円台まで下落しました。

 

これはもしかしてチャンスでは?とFXをやったことがないにも関わらずスケベ心が出てきました。

 

いくら何でもここまで下落したら多少は上昇するんじゃないだろうか?

 

FXが全くわからない管理人は、FXでトルコリラを買ったら儲けることができるのではないだろうか?という甘い考えが出てきました。

 

じゃー早速、FX口座を開設だーと手続し、口座開設を待っている間に、トルコリラは徐々に上昇し、18円台になってしまい、ちょうどその頃に、FX口座開設手続き完了の案内がきました。

 

「一歩遅し!」

 

3円近くも上昇してしまったのかーと、何か急にテンションが下がってしまい、今更、あまりわからないFXで、しかも大暴落のトルコリラに挑戦するのはどうかと思いはじめ、FX熱がどんどん下がってしまいました。

 

確かに、まだ18円台でチャンスなのかもしれませんが、当初、「15円台で悪くても16円台でFXデビューだー」と思っていたのに、管理人の想定よりも上昇してしまったので、今後、どうなるかわからないトルコリラをFXについて何もわからない管理人がチャレンジするのは危険すぎるでしょうと思いながら、ネットで何となくFXブログを読んでいると「リスクほぼゼロで安定的に利益が出せるFX投資法」なる文言が目に入ってきました。

 

FX素人の管理人の中では、FXはレバレッジ25倍で利益も出やすいが、一気に資金を溶かす可能性も秘めたリスキーな投資手法というイメージがありました。

 

「本当にFXでリスクを最小限に抑え、利益をだせる方法があるのか?」と半信半疑でブログを読み進めると「スワップポイントサヤ取り」という手法で利益を出す方法があるということがわかりました。

 

FXをされている方にとっては、「スワップポイントサヤ取り」は当たり前の投資法なのかもしれませんが、管理人は初めて耳にする言葉でした。

 

もし管理人と同じように株式で思っているほど利益が出ておらず、困っている方は、少し視点を変えて、別の投資法に取り組むのも一つの手段だと思います。

 

興味があれば、これから管理人が実践していく予定の「スワップポイントサヤ取り」なる手法をみていただければと思います。

 

目次

リスクほぼ「0」のスワップポイントサヤ取り

 

リスクが少なく安定的に利益が出せる投資手法があればそれは最高です。

 

しかし、実際にそんな投資手法はあるのでしょうか?

 

もし、そんな夢のような投資法があるなら、すごい難しい・何か特別なセミナー参加や教則本が必要なのか?

 

または、チャート画面にずっと張り付いていなければいけないのか?

 

など色々な疑問と不安が浮かんできました。

 

しかし調べていくと、特別なセミナーや教則本も必要なく、それほど難しい訳でもなく、チャート画面に張り付く必要もなく1日1回くらいのチェックですむくらいの投資法が存在しました。

 

それが「スワップポイントサヤ取り」という方法です。

 

理解してしまえば、やることは非常に少ない投資法で、しかもリスクも非常に少ない方法だということがわかりましたので、皆様にもしっかりと説明していきます。

 

実際に取引をしてみて大きな落とし穴があれば皆様にはお勧めすることはできませんので、管理人の身銭をもって検証していきたいと思います。

 

スワップポイントサヤ取りとは?

2つのFX業者を使って売買両方のポジションを持ち、スワップポイントの差額を得る投資手法です。

 

AFX業者は買いポジションを持ち、BFX業者では売りポジションを持ちます。

 

売りも買いもFX業者は違いますが、同じ通貨・同じ価格でポジションを持つようにします。

 

したがって、「価格が上昇すれば買いポジションはプラスで、売りポジションはマイナス」、逆に「価格が下落したら買いポジションはマイナスで、売りポジションはプラス」になります。

 

同じ通貨・同じ数量・同じ価格でポジションを形成していますので、レートがどちらに変動してもトータル損益は「0」となります。

 

この時、FXの特徴の一つである「スワップポイント」というものが発生します。

 

売り買いそれぞれでスワップポイントが発生し、その差額のスワップポイントを利益として受け取るのがスワップポイントサヤ取りの仕組みです。

 

このスワップポイントが、FX業者により大きく異なり、その特徴を生かし、スワップポイントで利益を上げていきます。

 

重要になるのが、買いで大きくプラスのスワップポイントを出すFX業者と売りでマイナスのスワップポイントが小さい業者を選ぶことができれば、スワップポイントの差額も大きくなり、利益も大きくなるということです。

 

ポイント
買いのスワップポイントが高いFX業者と売りでスワップポイントマイナスが小さい業者の組み合わせを見つけることが重要です。

 

 通貨ポジションによるリスクは、同じ通貨・同じ数量・同じ価格で、売り買い両建てをしているので、損益は「0」となり、スワップポイントの差額分だけ利益を上げていけるので、正にノーリスクで利益をあげることができる夢のような投資手法となります。

 

スワップポイントサヤ取り具体例

もう少しわかりやすく具体例で説明していきます。

 

手順1:自分の取引したい通貨ペアを選択していきます。今回は南アフリカランド円を選んでいきます。

 

手順2:通貨ペアが決まったら、どれくらいの通貨量をポジションするか決定していきます。

現在の南アフリカランド為替が7.5円で、買いポジション10万通貨、売りポジション10万通貨でポジション形成していきます。

 

ポイント
両建てで7.5円でポジションを持っているので、為替が上昇しようが下落しようがどちらでも損益「0」の状態となります。

 

手順3:次にスワップポイントをチェックしていきます。

FX業者A10万通貨の買いポジションでスワップポイントが+200円、FX業者B10万通貨の売りポジションでスワップポイントが-90円のFX業者を選びます。スワップポイント差額は+110円となります。

 

この110円が南アフリカンランドを持っている限り毎日発生していきます。

 

為替変動リスクが「0」なため、毎日何もしなくても110円の利益を得ることができるのです。

 

たった110円の利益と思うかもしれませんが、何もしなくても毎日110円の利益をもらえると思うと非常にありがたいです。

 

更に資金を増やしたり、レバレッジを効かせることにより11100円の利益だったり、それ以上の利益を望むこともできます。

 

スワップポイントサヤ取りに適した通貨ペアと業者選び

スワップポイントサヤ取りで安定してできるだけ大きな利益を出すには、通貨ペアの選択とFX業者の選択がカギになります。

 

通貨ペア 買い口座 売り口座
南アフリカランド円

スワップポイント差110円

FXプライムbyGMO DMM.FX
トルコリラ円

スワップポイント差52円

岡三証券 クリック365 GMOクリック証券FXネオ
ユーロドル

スワップポイント差24.6円

DMM.FX 岡三証券 クリック365
カナダドル円

スワップポイント差22円

ライブスターFX DMM.FX
米ドル円

スワップポイント差22円

岡三証券 クリック365 セントラル短資FX
英ポンド円

スワップポイント差19円

パートナーズFXnano

GMOクリック証券FXネオ

DMM.FX
豪ドル円

スワップポイント差17円

パートナーズFXnano

ヒロセ通商

DMM.FX
NZドル円

スワップポイント差12円

パートナーズFXnano DMM.FX

 

通貨ペアとしては断トツで南アフリカランド円の組み合わせがスワップポイント差が大きいです。

 

FX会社は買いがFXプライムbyGMO,売りがDMM.FXの組み合わせが一番スワップポイントの差額が大きいです。

 

しかし、南アフリカランドは値動きが激しくリスクが高いため、スワップポイントも高いということを理解しなければなりません。トルコリラやメキシコペソなどの新興国は、南アフリカランドと同じようなリスクがあると思ってください。

 

値動きが激しいと片方のポジションがロスカットになってしまったりすることがあるので資金管理をしっかりしておかなければなりません(資金管理についてはまた別の機会にご説明します)。

 

比較的、値動きが安定しいる通貨ペアは、米ドル円・カナダドル円・豪ドル円・NZドル円などですが、スワップポイント差が小さため利益も当然少なくなります。

 

管理人は多少リスクがありますが、そもそもスワップポイントサヤ取りは、他の投資法に比べリスクが大幅に小さいので南アフリカランド円で実践してみたいと思います。

 

ポイント
新興国の通貨ペアを選んだ場合は、片方のポジションがロスカットにならないように資金管理をしっかりすること!

 

年間収益をシミュレーション

南アフリカランド円のスワップポイントでどれだけ利益が出るのかを準備金なども含めシュミレーションしていきます。

 

南アフリカランド円の組み合わせ通貨で、10万通貨の売り買いそれぞれポジションを持つと仮定した場合の、準備資金・年間利益をシミュレーションしてみました。

 

シミュレーション

●総入金額:200,000円(=買:100,000円+売り:100,000円)

●現在の南アフリカランド円:7.50円

●運用期間:1年

●レバレッジ:7.5倍

●スワップポイント損益:37,350円(=買71,200円 売り-33,850円)

●為替コスト:-2,800円

●トータル損益:34,550円

●年利:17.28%

 

すごい結果が出ましたね。年利17%なんて定期預金では絶対に不可能です。

 

低リスクで年利17%の利益が得ることができるのであれば十分な気がします。

 

ただし、ロスカットのリスクがありますので、もう少し安全に運用しようと思えば総入金資金を増やすか売買通貨量を減らすなどしてレバレッジを下げる必要があります。

 

管理人の想定ではレバレッジ3倍から6倍くらいの範囲がよいのではないかと思います。

 

南アフリカランドのスワップポイントサヤ取りまとめ

ここまで読んでいただいた皆様はどう思ったでしょうか?

 

管理人もまだ実際に「スワップポイントサヤ取り」は実施していないので、どのような結果になるのかはわかりません。

 

しかし、色々と勉強している限りでは、ロスカット管理さえしっかりできれば、低リスクで安定的に利益をあげることができるのではないかと思っています。

 

管理人の大きな目標は早期リタイアです。

 

目標を達成するには、色々な方法で資産を形成していかなければならないと思っています。株式投資もこのまま続けていきたいと思いますが、違う投資法に取り組むことでリスクの分散にもなると思います。

 

すべてリスクの高い投資法にばかり資金が偏っていると思わぬ事態が起こるとも限りません。実際に今年の株式投資では全くといっていいほどうまくいっていません。

 

一つに管理人の知識不足もありますが、理論ばかり勉強しても資産は形成できませんし、限られた年月で資産を形成しなければいけないので、どんどん実践する必要があると思っています。

 

実践で得られる学びは、非常に有効だと思っています。とは言っても、できれば低リスクで資産形成できることが一番です。

 

現在、管理人が取り組んでいる低リスクの資産運用は「iDeCo」と「小規模共済」と資産形成のための「生命保険」があります。

 

今回の取り組みの「スワップポイントサヤ取り」が管理人の低リスクで資産運用として有効な手段となってくれれば、生命保険などの運用は中止(払い止め)にして資金を「スワップポイントサヤ取り」などに多く移すことも考えています。

 

 

 

 

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