大型IPO案件は果たして初値で利益を出すことができるのだろうか?

 

ソフトバンク上場規模

さて、今回は、話題のソフトバンクについて考察してみたいと思います。

 

はっきり言うと、ブックビルディング申し込んだ分だけ当選すると思います。

 

IPOは通常、中々当選でず、年に数回当選できればラッキーです。

 

その数回の当選で大きな利益をあげれること魅力なのがIPO投資です。

 

しかし、今回のソフトバンクは、当選しても必ず大きな利益をあげれる案件ではありません。

 

まずはさらっと、ソフトバンクの上場内容について見ていきましょう。

 

ソフトバンク上場内容
●ブックビルディング:12/3(月)~12/7(金)

●上場日:12/19(水)

●想定価格:1,500円

●市場:東証1部もしくは東証2部

●吸収金額:2兆6460億円

●売出し株:1,603,693,700株

●OA売出し:160,369,400株

●オファリング・レシオ:36.9%で高い

(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)

●取り扱い証券会社

主幹事:野村証券・みずほ証券・大和証券・三菱UFJモルガンスタンレー証券・SMBC日興証券・SBI証券

平幹事:岩井コスモ証券・マネックス証券・東海東京証券・岡三証券・カブドットコム証券・松井証券

 

まず目を引くのが吸収金額が2.5兆円規模というモンスター級の大きさだと、発行枚数の多さです。

 

2015年に上場した日本郵政3社の上場でも1.4兆円ですので、今回のソフトバンクは郵政3社をはるかに凌ぐ規模となっています。

 

一般的には規模が大きくなるほど初値が重くなる傾向があるので、今回のソフトバンクは或いは初値がマイナスになる可能性もあるのではないかという見立てもできます。

 

ソフトバンク上場ののプラス材料・マイナス材料を分析

では、初値がマイナスになるかプラスになるか分析していきましょう。

 

まずは、直近で1000億円以上の上場案件のデータを見て、比較してみるとわかることもあるかもしれません。

 

上場日 IPO銘柄 公募価格 初値 騰落率
2018.6月 メルカリ 3,000円 5,000円 +67%
2017.12月 SGホールディングス 1,620円 1,900円 +17%
2016.10月 九州旅客鉄道 2,600円 3,100円 +19%
2016.7月 LINE 3,300円 4,900円 +49%
2015.11月 かんぽ生命保険 2,200円 2,900円 +33%
2015.11月 ゆうちょ銀行 1,450円 1,680円 +16%
2015.11月 日本郵政 1,400円 1,631円 +17%
2014.10月 リクルートホールディングス 3,100円 3,170円 +2%
2014.3月 ジャパンディスプレイ 900円 769円 -15%

 

過去の大型案件を見てみると、ほとんどが初値プラスリターンとなっていることがわかります。

 

ソフトバンクプラス材料・マイナス材料まとめ
●プラス材料

・過去の大型案件は、初値がプラスになっている傾向が多い。

・ソフトバンク知名度があり、IPOのCMも行っているため、普段投資をしていない方も買う可能性がある。

・主幹事が多いため、メンツにかけても初値は公募価格を割らせない。


●マイナス材料

・桁外れの吸収金額のため捌ききれるのか?

・普段は絶対にIPO案件の案内がないのに某大手証券会社より連絡があり、希望分の株数を買うことができる  と連絡があった。

・弱小投資家である管理人にまで連絡がくるということは、じゃぶじゃぶの発行枚数をさばくのに苦戦している可能性がある。

・ドコモ・KDDIと比較しても、時価総額7兆円は高すぎる。

 

こうしてみるとちょっとマイナス材料が多いような気もしますね。

 

ソフトバンクの成長性

何といってもソフトバンクと言えば「孫 正義」ということで、カリスマ性があり、やり手です。

 

あの手・この手で企業の価値を高めていくこと期待は持てます。

 

ただし、通信業界が今後、明るい未来が待っているかというと、どちらかというと下降傾向にあると思います。

 

政府も色々と通信価格に口を出してきていますので、どんどん締め付けがきつくなるのではないでしょうか?

株主優待に期待

まだ、上場承認前ですので、色々と考察する段階であると思いますが、このままの状態であれば初値がプラスリターンになるのも微妙な雰囲気です。

 

しかし、巷では株主優待の発表があるのではないかと噂されています。

 

親会社のソフトバンクグループの株主優待は、100株保有で「スマ放題・スマ放題ライト・ホワイトプラン」基本使用料を6ヵ月無料などを年2回実施しています。

 

ソフトバンクユーザーにとってかなりおいしい株主優待です。

 

今回のソフトバンク上場にあたりこれくらいの株主優待があって当然という雰囲気になっています。

 

更に想定価格が1,500円ですが、仮条件が1,300円くらいに引き下がれば、プラスリターンもあるのではないでしょうか?

 

ソフトバンク上場のまとめ

これだけ抽選数が多いので、申し込めばまず当選すると思います。

 

弱小投資家である管理人まで、某証券会社より連絡があり、希望枚数をたずねてくるくらいですから、まず当選できると思っていいかと思います。

 

買うのであれば、大きなリターンは期待できないので、できるだけ多くの枚数で利益をつくるしかないと思います。

 

資金が少なく100~300株くらいの購入数を希望している方は、リスクに対する旨みが少ないと思いますので、敬遠する方がよいのではないかと思います。

 

申し込むのであれば1000株単位で微益を数で補うというスタンスがよいかと思います。

 

いずれにしても株主優待の発表がありきです。

 

管理人は、株主優待の発表がなければ、今回は申し込みません。

 

株主優待があり、仮条件華価格が1,500円を切れば申し込みたいと思いますが、12月はIPOの上場案件がたくさんあり、かなりよいIPO案件もたくさんあります。

 

1000株単位でソフトバンクを申し込むと資金が拘束され、他のIPOを申し込む資金が無くなります。

 

好条件のIPOであれば少ない金額で大きなリターンとなりますので、資金効率もかなりいいのですが、いかんせん当選する確率が低いため悩みどころです。

 

確実に当選できるソフトバンクを1000株単位で申し込み微益を狙うか、大きなリターンが期待できるその他のIPO案件のために資金を確保するか、ギリギリまで迷いそうです。

 

投資初心者の方も、ここはしっかりと資金効率なども考えながら、IPO祭りのソフトバンクに参加するか、一攫千金狙いの他のIPO案件に申し込むか検討してみてください。

 

よろしければ皆さんの意見を教えていただければありがいたいです。

 

まずはソフトバンクの株主優待の発表を待ってみたいと思います。

 

 

 

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