8月のIPO案件は非常に少なく、チームスピリット(4397)は8月のIPO案件としては久々となります。
管理人も気合が入ります。
ここ最近の、日本市場の値動きは、あまり激しい動きがありませんが、上昇気流に乗っている感じもありません。
もうじきサマータイムとなるので、海外投資家は長期の休暇となり、日本市場も出来高が少なくなり、値動きもしずらく、市場参加が難しい時期でもあります。
海外情勢も貿易摩擦の問題が常にくすぶっており、いつ爆発するかわかりません。
そのような中で、投資初心者は中々、株の売買に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?
そのような時こそ、IPO投資です。
IPOが一つでも二つでも当選できたら、一気に個別株の負け分を取り戻すことができるだけなく、大きな利益を得ることができます。
IPOに当選するには、とにかく諦めずに申し込むことです。
管理人もIPO投資を始めたころは、全く当選せず、心が折れそうになりましたが、当選した時の喜びはこの上ないです。
また、1回当選すると、不思議なことに、時々当選するようになり、初めのころの全く当選しなかったことが嘘の様でした。
今年は、まだメルカリしか当選していませんが、1年の折り返しの7月からはガンガン当選してほしいと思っています。
投資初心者でIPOが全く当選していない人も、諦めずにブックビルディングをコツコツと申し込んでくさいね。
IPOに関してわからないことがあれば、管理人で答えられることがあればお答えしますので、お気軽にお問い合わせフォームからご質問くださいね(その他の質問もガンガンしてもらって構いません。)
投資初心者みんなで利益をあげましょう!
では、今回ご紹介するIPO案件のIPOのチームスピリット(4397)について説明していきます。
最後に、管理人の当てにならない本気度予想をしていますので、見てくださいね。
IPOのチームスピリット(4397)は、東証マザーズの上場予定で、想定価格は1,200円です。
ブックビルディング期間は8月6日(月)~8月10日(金)で、上場日は8月22日(水)となります。
Contents
IPOのチームスピリット(4397)はどんな会社?
チームスピリットはSaaSと呼ばれるクラウド上のサービスを通して、働く人と企業の「働き方改革」を推進する顧客サービス事業として展開しています。
その主力サービスとして勤怠管理・工数管理・経費精算など従業員が日々利用するアプリケーションをひとつのシステムにまとめたサービス「TeamSpirit」を提供しています。
「TeamSpirit」は出社から退社まで働く人の活動を一元的に記録して働き方を可視化し、創造的な時間を増やすことで生産性向上を実現する、5つの特徴を持つSaaSです。
1.勤怠管理や工数管理、経費精算など機能を一体化することで働く人の基礎情報(ビックデータ)を収集
2.働く人の基礎情報(ビックデータ)の分析により働き方改革で求められるソリューションを提供
3.サブスクリプション型リカーリングレベニューモデルによる安定性と成長性を両立
・売上76%がライセンス売り上げ(リカーリングレベニュー)の増加
・既存のお客様に対する活用促進体制により解約を上回るリカーリングレベニューの増加
・サブスクリプション型料金(手ごろな価格設定)による新規商談期間の短縮
4.シングルソース・マルチテナント形式による顧客価値の最大化とコストダウン
5.情報セキュリティに対する安全性に優れたPaaS利用によるエンタープライズ企業の採用
チームスピリット(4397)の事業内容
「働き方改革」のプラットフォームとなるSaaSの提供
●「TeamSpirit」
「TeamSpirit」は勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議、カレンダー、SNSなど従業員が日々利用するシステムをひとつにまとめたサービスです。
インターネット経由で必要な期間利用できるSaaSという形態で提供され、テレワークや在宅勤務など多様で先進的なワークスタイルをサポートします。
「勤怠管理、就業管理」の領域においては単なる出退者時刻の記録だけでなく、36協定に係る残業時間の推移や休暇の取得状況など、禁煙特にニーズの高い長時間労働の抑制や健康確保措置としての労働時間管理を実現します。
また「工数管理・SNS」の領域では、リアルタイムに従業員の働き方を可視化し、トップパフォーマーの時間や経費の使い方などを分析することで、従業員が生産性高く、生き生きと働くための質の高いコーチングを提供するなど、真の「働き方改革」の実現をサポートします。
●「TeamSpirit Leaders」
「TeamSpirit」のファミリー製品のひとつで、「TeamSpirit」と組み合わせて使用するプロジェクト原価管理サービスです。
主に人が原価となるプロジェクト型のビジネスにおいて、見積もりを作成するための工数計画を作成することができ、受注後には「TeamSpirit」で登録された工数実績との比較により原価の予実管理を行うことができます。
プロフェッショナルサービスの提供
「プレミアサポート」
チームスピリットは直感的な操作性により、原則としてユーザー企業自ら導入から運用までを実施いただいけるようデザインされています。
一方で、SaaSの普及に伴いITの基礎知識の少ないお客様による導入事例が増えています。
導入目標日に確実な本稼働を迎えたい、導入に係る担当者様の負荷を極力抑えたい、蘊奥段階のシステム設定や新規帳票のレイアウト作成の人材が不足しているなどのお客様の課題に対して、ITおよび業務スキルをもった自社コンサルタントが、ユーザー企業を有償で支援するサービスを提供しています。
IPOのチームスピリット(4397)の情報・業績
IPOのチームスピリット(4397)のIPO上場規模は、最大で5.5億円であり、マザーズの中では小型案件となります。
小型案件であればあるほど、初値リターンはよいです。
●主な株主とロックアップ状況
株主名 | 保有割合 | ロックアップ |
荻島 浩司 | 36.35% | ○ |
Draper Nexus Technology Partners2号投資事業有限責任組合 | 13.58% | ○ |
salesforce.com,inc | 12.64% | ○ |
NVCC7号投資事業有限責任組合 | 7.73% | ○ |
ニッセイ・キャピタル5号投資事業有限責任組合 | 6.88% | ○ |
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 | 6.49% | ○ |
増山 秀信 | 3.90% | ○ |
有本 陽助 | 1.69% | ○ |
SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 1.58% | ○ |
都 賢治 | 1.30% | 〇 |
ニッセイ・キャピタル7号投資事業有限責任組合 | 1.24% | 〇 |
●チームスピリットの業績
回次 | 第17期 | 第18期 | 第19期 | 第20期 | 第21期 |
決算年月 | 平成25年8月 | 平成26年8月 | 平成27年8月 | 平成28年8月 | 平成29年8月 |
売上高(千円) | 90,471 | 169,940 | 306,374 | 540,270 | 772,960 |
経常利益又は経常損失(千円) | -90,382 | -113,925 | -119,320 | -138,535 | -96,667 |
当期純利益又は当期損失(千円) | -90,688 | -115,269 | -120,060 | -138,930 | -97,368 |
資本金(千円) | 125,550 | 125,550 | 328,050 | 328,050 | 463,050 |
発行済株式(株)
普通株式 |
14,250 | 14,250 | 14,250 | 14,250 | 14,250 |
A種優先株式 | 6,400 | 6,400 | 6,400 | 6,400 | 6,400 |
B種優先株式 | 6,150 | 6,150 | 6,150 | 6,150 | 6,150 |
C種優先株式 | ー | ー | 4,500 | 4,500 | 4,500 |
D種優先株式 | ー | ー | ー | ー | 2,000 |
純資産額(千円) | 998 | -114,246 | 170,693 | 31,762 | 204,394 |
総資産額(千円) | 143,126 | 208,360 | 570,169 | 529,560 | 927,130 |
1株当たり純資産(円) | -7,895.58 | -12,195.76 | -14,278.16 | -93.58 | -102.58 |
1株当たり配当額 | ー | ー | ー | ー | ー |
1株当たり純利益又は純損失金額(円) | -3,582.07 | -4,301.08 | -4,272.27 | -22.19 | -15.54 |
自己資本比率(%) | 19.35 | 17.56 | 5.79 | 10.01 | 12.46 |
自己資本利益率(%) | 0.7 | -54.8 | 29.9 | 6.0 | 22.0 |
株価収益率(%) | - | - | - | - | - |
配当性向(%) | ー | ー | ー | ー | ー |
営業活動CF(千円) | - | - | - | -42,601 | 75,094 |
投資活動CF(千円) | - | - | - | -2,142 | -16,123 |
財務活動CF(千円) | - | - | - | -24,440 | 301,056 |
現金等残高(千円) | - | - | - | 406,687 | 766,714 |
従業員数(名) | 12 | 14 | 24 | 36 | 50 |
・取り扱い証券会社
主幹事:野村證券
SMBC日興証券・SBI証券・三菱東京UFJモルガンスタンレー証券・カブドットコム証券
IPOのチームスピリット(4397)IPOのまとめ
業種は、クラウド系と非常に人気のある業種であり、売り上げも急伸しています。
IPOの資金用途は、「商品開発に係る人件費」・「営業活動に係る人件費」・「広告宣伝費」・「その他、採用日、IT関連費等の運転資金」に充当する予定です。
上場規模としては5.5億とマザーズの上場規模としては小型案件であり、オファリングレシオも7.6%と非常に低い(オファリングレシオは20%以下であれば「レア度」が高いため初値の高騰につながります)です。
上位株主にベンチャーキャピタルが多いのが気になりますが、ロックアップはしっかりかかっています。
8月のIPO案件が非常に少ないため、資金が一気に集まり、人気化しそうな感じもあります。
上場規模・オファリングレシオ・業績・上場時期など、どれをとっても好条件のため、管理人は全力でブックビルディングの申し込みをします。
管理人の本気度
A
A:絶対ほしい
B:まあまあ欲しい
C:見送り
●ブックビルディング:8/6(水)~8/10(金)
●上場日:8/22(水)
●想定価格:1,200円
●市場:東証マザーズ
●IPO規模:最大約5.5億円で、マザーズとしては小型案件
●オファリング・レシオ:7.6%
(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)
●取り扱い証券会社:野村證券(主幹事)・SMBC日興証券・SBI証券・三菱東京UFJモルガンスタンレー証券・カブドットコム証券