今回ご紹介するキャンディル(1446)です。

 

キャンディル(1446)は、東証マザーズの上場予定で、想定価格は1,160円です。

 

ブックビルディング期間は6月19日(火)~6月25日(月)で、上場日は7月5日(木)となります。

 

キャンディル(1446)はどんな会社?

キャンディルグループは、「革新創造」を社是とし、「世界に誇れる独創的建物サービスで社会と感動を分かち合う」というグループ理念のもと、これからの日本の建築関連市場の変化に資するサービスを提供し、社会的使命と責任を果たすことを目指して事業を推進しています。

 

キャンディルグループが行う「建築サービス関連事業」は、建物を建てる建築そのものではなく、建物の修繕・改修・維持・管理に資するサービスで、建築関連業者と住宅、商業施設、オフィス等の所有者の双方に向けて建築の周辺サービスを提供するものです。

 

サービス内容には「リペアサービス」・「住環境向け建築サービス」・「商環境向け建築サービス」・「商材販売」の4つを提供しています。

 

具体的なサービス内容

 

キャンディルグループは、純粋持株会社であるキャンディル及び連結子会社3社(株式会社バーンリペア、株式会社キャンディルテクト、株式会社キャンディルデザイン)の形4社で構成されており、建築サービス関連事業を主たる事業として取り組んでいます。

 

主たるサービス4つを以下に記載していきます。

 

リペアサービス

リペアサービスは、内装建材に発生した傷や不具合を、部材交換することなく補修するサービスです。

 

・傷や不具合がある部材を活かし、部分的に手を加えることによる美観回復

 

・施行中の新築物件を含む、建材に絶えず人が出入りすることにより発生する日常的な傷や不具合への対応

 

・新しい材料の購入費用や職人を確保するための費用、廃材の処理費用などのコスト増加の解決

 

・住宅のみならず、商業施設、寺社仏閣や文化遺産など多岐にわたる建物への展開

 

住環境向け建築サービス

・住環境向け建築サービスは、主に既存住宅向けの建築サービスを提供しています。

1)引渡し後の住宅のアフター定期点検・維持や管理にまつわるメンテナンス

2)お住まいの方からの問い合わせに対応するコールセンター

3)大規模な改修を伴わない小規模なリファームの設計、デザイン、施工等

 

・平成28年に「住生活基本計画」が閣議決定され、その中で以下の課題や目標が掲げられています。

1)「リフォーム・既存住宅流通等の住宅ストック活用型市場への転換の遅れ」

2)「住宅性能表示、住宅履歴情報等を活用した消費者への情報提供の充実」

3)「建物状況調査、住宅瑕疵保険等を活用した品質確保」等

 

・これらの施策は、アフターフォロー体制や顧客とのコミュニケーションに注力したキャンディルの住環境向け建築サービスにとって大きな追い風となっていると考えています。

 

商環境向け建築サービス

・商環境向け建築サービスは、お客様の多様なニーズに対応するサービスを提供しています。

1)商業施設の内装仕上げ工事

2)オフィスの移転や内装変更

3)ホテルの家具取り付け等

 

・チェーン店などで見られる多店舗一斉工事、複数業者一斉入場等の同時多発的な現場対応に精通しています。

 

・機動性に富んだサービスを提供できる体制となっています。

 

・北欧系で世界中に展開している大手家具メーカーの日本国内の組み立てサービスを全店舗引き受けています。

 

商材販売

・商材販売は、補修最良の販売とインテリア商材の販売の大きく2つの分野に分かれています。

 

・補修材料の販売は、リペアサービスで使用する材料で海外メーカーの代理店契約を持っています。

1)プロ向けから一般向けまで幅広いレベルの補修やメンテナンス材料を全国の穂0無センターや量販店の店頭、ECサイトなどで販売

 

・インテリア商材は、内装設計やインテリアデザインの提案と合わせて照明機器やカーテン等を販売しています。

 

キャンディル(1446)の情報・業績

キャンディル(1446)のIPO規模は、最大で15.3億円であり、マザーズとしては中型案件となります。

 

小型案件であればあるほど、初値リターンはよいです。

 

●主な株主とロックアップ状況

株主名 保有割合 ロックアップ
新生クレアシオンパートナーズ2号投資事業有限責任組合 61.00%
林 晃生 18.62%
株式会社TRAキャピタル 5.79%
株式会社アスク 1.82%
キャンディルグループ従業員持株会 1.48%
阿部 利成 1.18%
佐藤 一雄 1.18%
玄々化学工業株式会社 1.07%
大槻 慎二 0.87%
藤原 泉 0.73%

 

●キャンディルの業績

回次 第1期 第2期 第3期 第4期
決算年月 平成27年3月 平成27年9月 平成28年9月 平成29年9月
売上高(千円) 135,000 616,714 789,600
経常利益又は経常損失(千円) -153,553 -54,390 73,798 103,219
当期純利益又は当期損失(千円) -154,107 26,669 18,422 17,464
資本金(千円) 90,000 90,000 240,000 340,000
発行済株式数(株) 40,002 40,002 46,002 48,002
純資産額(千円) 1,845,992 1,872,662 2,191,084 2,324,026
総資産額(千円) 4,499,682 4,745,540 5,510,532 5,418,934
1株当たり純資産(円) 46,147.50 46,814.21 476.30 480.92
1株当たり純利益又は純損失金額(円) -3,852.49 666.71 4.06 3.64
自己資本比率(%) 41.0 39.5 39.8 42.6
自己資本利益率(%) 1.4 0.9 0.8
株価収益率(%)
配当性向(%)
従業員数(名) 13 16 25

 

 

●取り扱い証券会社

主幹事:野村證券

SMBC日興証券

岡三証券

みずほ証券

SBI証券

いちよし証券

 

キャンディル(1446)IPOのまとめ

業種は不動産ということでIPO的にはあまり人気ありません。ただし、企業向けビジネスリペア事業ということで不動産セクターの中では特徴があります。

 

IPOの規模は15.3億の中型案件で、オファリングレシオは26.4%とやや高い(オファリングレシオは20%以下であれば「レア度」が高いため初値の高騰につながります)です。

 

上位株主にベンチャーキャピタルはいますが、万遍なくロックアップがかかっています。

 

キャンディル上場前日には、IPO人気業種のロジザードが上場しますので、ロジザードに翌日まで資金が集中すると、キャンディルは不動産というIPO的には、あまり人気が無い業種のため資金があまり集中せず、初値は伸び悩む可能性はあります。

 

管理人としては、IPO規模中型案件、オファレングレシオ高め、不人気業種ということを踏まえ、見送りとします。

 

管理人の本気度

C→直前Bに変更

 

A:絶対ほしい

B:まあまあ欲しい

C:見送り

 

キャンディル(1446)IPO情報のおさらい

ブックビルディング:6/19(火)~6/25(月)

 

上場日:7/5(木)

 

想定価格:1,160円

 

市場:東証マザーズ

 

IPO規模:最大約15.3億円で中型案件

 

オファリング・レシオ:26.4%

(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)

 

●取り扱い証券会社

野村證券(主幹事)

SMBC日興証券

岡三証券

みずほ証券

SBI証券

いちよし証券

 

 

おすすめの記事