今回ご紹介するIPOは、アイ・ピー・エス(4390)です。

 

アイ・ピー・エス(4390)は、東証マザーズの上場予定で、想定価格は3,780円です。

 

ブックビルディング期間は6月11日(月)~6月15日(金)で、上場日は6月27日(水)となります。

 

アイ・ピー・エス(4390)はどんな会社?

アイ・ピー・エス(4390)は、「海外通信事業」、「国内通信事業」、「在留フィリピン人関連事業」、「医療・美容事業」の4つのセグメントに分類されます。

 

これまでアイ・ピー・エスは、在留フィリピン人を中心とした在留外国人に対して、国際電話サービスを提供してきましたが、国内電話・国際電話とも需要が激減したことを受けて、平成24年、フィリピンでの国際通信回線の再販の事業を始め、現在では日本国内での国際電話サービス事業(国内通信事業)から、海外での国際データ通信事業(海外通信事業)に事業の領域を広げております。

 

アイ・ピー・エスは会社設立間もない時期から、長い間在留フィリピン人マーケットに積極的に関わり、国際電話サービスだけでなく、有料放送サービス(現在はインターネットを通じたコンテンツ配信サービス)・化粧品の販売(現在は国内での販売は終了)などフィリピン人の好みやニーズに沿って商材を開発・提供してきました。

 

またフィリッピン人が、看護・介護の分野で高い評価を得て、多くの国で就業していることに着目し、介護事業者をまじめとした企業に対して人材を派遣・紹介する事業を行っております。

 

またフリーペーパー「Pinoy GAZETTE」の発行、情報WEBサイトの運営等、在留フィリピン人向けの求人広告の掲載や各種イベントの企業による求職者の獲得を行っております。

 

この在留フィリッピン人向け事業では、フィリピン・マニラにある「KEYSQUARE,INC.」のコールセンターを活用して、購買促進などの働きかけを電話で行う等、ユニークな方法で在留フィリピン人のニーズを拾い上げています。

 

また日本国内で長年販売してきた化粧品を、フィリピンで広く販売するため、信頼性あるブランドを構築できるように、フィリピンに医療事業を行う子会社を設立し、美容外科・皮膚科クリニックを開設しました。

 

クリニックの開設にあたっては、フィリピンは今後も若年層が増加することや、PC・スマートフォンなど近視になる原因が広まり、近視矯正の需要の高まりが予期できたことから、近視矯正の手術に特化した眼科も併設しました。

 

アイ・ピー・エス(4390)の情報・業績

アイ・ピー・エス(4390)のIPO規模は、最大で13.7億円であり、東証マザーズとしては中型案件となります。

 

小型案件であればあるほど、初値リターンはよいです。

 

●主な株主とロックアップ状況

株主名 保有割合 ロックアップ
宮下 幸治 52.22%
日本テクノロジーベンチャーパートナーズアイ五号投資事業有限責任組合

無限責任組合員 村口和孝

4.85%
株式会社ハウスメイドパートナーズ代表取締役 江連 三芳 4.53%
鍬田 敏夫 4.13%
Herbert Uy.Dy 3.66%
日本テクノロジーベンチャーパートナーズi-s2号投資事業有限責任組合

無限責任組合員 村口和孝

3.22%
上森 雅子 2.90%
上田 達也 2.26%
前田 知之 1.49%
投資事業組合オリックス9号 業務執行組合員 オリックス・キャピタル株式会社 代表取締役 鳥井 雅之 1.36%

 

●アイ・ピー・エスの業績

回次 第22期 第23期 第24期 第25期 第26期
決算年月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月
売上高(千円) 2,751,768 2,187,744 2,587,145 3,226,998 3,767,813
経常利益又は経常損失(千円) 99,569 -134,904 51,181 130,765 442,630
当期純利益又は当期損失(千円) 62,159 -100,505 8,232 29,987 261,237
資本金(千円) 379,100 379,100 379,100 379,100 379,100
発行済株式数(株) 9,990 9,990 9,990 9,990 9,990
純資産額(千円) 615,902 511,062 524,396 549,282 810,520
総資産額(千円) 2,376,703 2,438,530 2,995,521 3,613,049 4,213,931
1株当たり純資産(円) 61,651.88 51,157.37 52,492.15 274.92 405.67
1株当たり純利益又は純損失金額(円) 6,222.13 -10,060.61 824.11 15.01 130.75
自己資本比率(%) 25.91 20.96 17.51 15.20 19.23
自己資本利益率(%) 10.67 1.59 5.59 38.42
株価収益率(%)
配当性向(%)
従業員数(名) 45 32 38 42 51

 

●取り扱い証券会社

主幹事:みずほ証券

マネックス証券

SMBC日興証券

SBI証券

岡三証券

むさし証券

 

アイ・ピー・エス(4390)IPOのまとめ

フィリピンでのネットワークインフラ事業がメインで、その他、美容外科・皮膚科・近視眼科も運営しています。

 

日本での上場に違和感が多少あり、海外リスクもありますが、業績は良好で成長性もあると思います。

 

上場規模は、約13.7億円でIPO規模としては中型案件ですが、オファリングレシオは15.7%と20%を大きく下回っており、とりあえずIPO的には狙ってみてもよい銘柄かと思います。

 

また、上位株主には万遍なくロックアップもかかっています。

 

管理人としても狙ってみようかと思う銘柄です。

 

ただし、6/27の上場日にはエーアイ(4388)・プロパティデータバンク(4389)・インバウンドテック(7031)も同日上場します。

 

同日上場の銘柄は魅力ある銘柄が多いので、資金が分散され、初値に影響を及ぼす可能性もあります。

 

また、資金に余裕があれば同日上場すべての銘柄のブックビルディングに参加するのもありだと思いますが、限られた資金の方は、銘柄をしっかり見定めて絞り込んでからブックビルディングに参加してみてください。

 

管理人の本気度

B

 

A:絶対ほしい

B:まあまあ欲しい

C:見送り

 

アイ・ピー・エス(4390)IPO情報のおさらい

ブックビルディング:6/11(月)~6/15(金)

 

上場日:6/27(水)

 

想定価格:3,780円

 

市場:東証マザーズ

 

IPO規模:最大約13.7億円の中型案件

 

オファリング・レシオ:15.7%

(20%以下は「レア度」が高いため初値高騰の要因)

 

●取り扱い証券会社

みずほ証券(主幹事)

マネックス証券

SMBC日興証券

SBI証券

岡三証券

むさし証券

 

 

おすすめの記事